旅行ワクチン
旅行ワクチンと予防接種を閲覧。接種スケジュール、副作用、推奨事項について。
ワクチン接種は旅行中の自分を守る最も効果的な方法の一つです。WHO検証のスケジュールと国別要件を含む包括的なワクチンデータベースをご覧ください。
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A型・B型肝炎混合ワクチン
A型・B型肝炎混合ワクチン(Twinrix、GSK)は、A型肝炎ウイルス(HAV)不活化抗原とB型肝炎ウイルス(HBV)表面抗原(HBs抗原)を1本の注射で投与する混合ワクチンである。 日本ではTwinrixは薬事承認されておらず、輸入ワクチンとして一部のトラベルクリニックで使用される。日本国内ではA型肝炎ワクチン(エイムゲン)とB型肝炎ワクチン(ビームゲン/ヘプタバックス)は別々に承認されており、通常は個別に接種される。 渡航前に両方のワクチン接種が必要な場合、Twinrixを使用することで注射回数を減らすことができる(A型3回+B型3回=計6回が、Twinrix 3回に減少)。特に渡航までの期間が限られている場合に有用である。
A型肝炎ワクチン
A型肝炎ウイルスによる肝臓感染症で、汚染された食品や水を介して伝播します。2回接種で長期的な予防効果が得られます。
はしか
はしか、流行性耳下腺炎、風疹
MMR(麻疹・おたふくかぜ・風疹混合)ワクチンは、麻疹ウイルス、ムンプスウイルス(おたふくかぜ)、風疹ウイルスの3種の弱毒生ウイルスを含む混合ワクチンである。海外ではM-M-R II(Merck)、Priorix(GSK)が広く使用されている。 **日本におけるMMRワクチンの歴史と現状:** 日本では1989年にMMRワクチン(統一株MMRワクチン)が定期接種に導入されたが、ムンプス成分(占部株)による無菌性髄膜炎の多発(約1,200人に1人)が問題となり、1993年4月に定期接種からの使用中止に至った。これは日本のワクチン政策において重大な転換点であり、その後の「ワクチンギャップ」(海外で使用されているワクチンが日本では使用できない状況)の一因となった。 **現在の日本の対応:** 現在、日本ではMMRワクチンに代わり、MR(麻疹・風疹混合)ワクチン(ミールビック、KMバイオロジクス)が定期接種(A類疾病)として使用されている。おたふくかぜ(ムンプス)ワクチンは単独の任意接種として別途接種が推奨されている。 海外渡航者が現地でMMRワクチンを接種する場合や、輸入ワクチンとして
エボラワクチン(rVSV-ZEBOV)
弱毒生ワクチンで、エボラウイルス病(重症出血熱)から防御します。感染者の体液との接触により伝播し、西・中央アフリカのアウトブレイク時に使用されます。
エムポックスワクチン
エムポックス(mpox、旧称:サル痘)ワクチンは、オルソポックスウイルス属のウイルスに対する弱毒生ワクチンである。日本ではLC16m8株を用いた「乾燥細胞培養痘そうワクチン LC16「KMB」」(KMバイオロジクス)が2022年のアウトブレイクを受けて臨時の使用が認められた。海外ではJynneos/Imvanex(Bavarian Nordic、MVA-BN株)が広く使用されている。 エムポックスは従来アフリカの風土病であったが、2022年5月以降、欧米を中心に非流行国での集団発生が発生し、WHOは2022年7月に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言した。日本でも2022年以降に感染例が報告されている。 日本のLC16m8株は、元来天然痘ワクチン(痘そうワクチン)として開発された高度弱毒化株であり、従来の痘そうワクチンと比較して副反応が少ないことが特徴である。
コビッド19
COVID-19 mRNAワクチンは、SARS-CoV-2のスパイクタンパク質をコードするmRNAを脂質ナノ粒子(LNP)に封入した核酸ワクチンである。日本ではコミナティ(Comirnaty、ファイザー/BioNTech)およびスパイクバックス(Spikevax、モデルナ)が特例承認を経て使用されてきた。 日本のCOVID-19ワクチン接種は、2021年2月の医療従事者先行接種に始まり、世界的にも例を見ない速度で普及した。初回シリーズ(2回)の接種率は約80%に達し、さらに3回目以降の追加接種率も世界最高水準となった(5回以上接種者の割合は世界最高レベル)。 2024年4月より、COVID-19ワクチンは予防接種法上の「特例臨時接種」から「定期接種(B類疾病)」に移行した。これにより、65歳以上の高齢者および60〜64歳の重症化リスクの高い者を対象に、秋冬シーズンの年1回接種が定期接種として位置づけられている。任意接種としては全年齢層で接種可能であるが、費用は自己負担となる。 現在はオミクロン変異株(XBB.1.5、JN.1等)に対応した改変ワクチンが使用されている。
コレラ
髄膜炎菌B群ワクチン
血清群Bの髄膜炎菌感染症(髄膜炎および敗血症)から防御します。細菌の外膜タンパク質に対する免疫を誘導します。
髄膜炎菌性
髄膜炎菌ACWYワクチンは、髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)の血清群A、C、W、Yに対する結合型ワクチンである。日本ではメナクトラ(サノフィパスツール、MenACWY-D)が2015年に承認され、任意接種として使用されている。海外ではMenveo(GSK、MenACWY-CRM)、Nimenrix(Pfizer、MenACWY-TT)も広く使用されている。 髄膜炎菌性髄膜炎は急速に進行する致死的感染症であり、発症から24時間以内に死亡する場合がある。致命率は治療下でも10〜15%であり、生存者の10〜20%に永続的な後遺症(難聴、脳損傷、四肢切断等)を残す。 日本国内での髄膜炎菌感染症の発生は年間数十例と比較的少ないが、「髄膜炎ベルト」と呼ばれるサブサハラアフリカ地域では大規模な流行が繰り返し発生している。近年は寮生活を行う大学生・留学生での集団発生が問題となっており、特に米国・英国・オーストラリアへの留学時には大学入学要件として髄膜炎菌ワクチン接種証明が求められることが多い。
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