情報提供のみを目的としています — 医学的助言ではありません
重症度は?
死亡リスク
いいえ
ワクチンはある?
症状までの期間
影響を受ける国
活動中の流行
ほとんどの旅行者にとってリスクは低いです。妊娠中の方や妊娠を計画中の方は、ジカウイルス流行地域への渡航前に医師に相談してください。蚊よけ対策を徹底しましょう。性行為による感染も可能なため、流行地域からの帰国後3か月間は避妊具を使用してください。
蚊媒介性フラビウイルス感染症で、通常は軽症ですが、妊娠中の感染は小頭症などの重篤な先天異常を引き起こします。
症状 | 頻度 | 重症度 | 発症 |
|---|---|---|---|
| 関節痛 | 65% | 軽度 | 初期 |
| 結膜炎 | 55% | 軽度 | 初期 |
| 発熱 | 65% | 軽度 | 初期 |
| 斑丘疹 | 90% | 軽度 | 初期 |
| 倦怠感 | 60% | 軽度 | 初期 |
| 頭痛 | 45% | 軽度 | 初期 |
| 掻痒感 | 40% | 軽度 | 初期 |
| 全身倦怠感 | 50% | 軽度 | 初期 |
| 筋肉痛 | 48% | 軽度 | 初期 |
| 眼窩後方痛 | 35% | 軽度 | 初期 |
| 吐き気 | 20% | 軽度 | 初期 |
| リンパ節腫脹 | 15% | 軽度 | 初期 |
| 腹痛 | 7% | 軽度 | 初期 |
| 下痢 | 8% | 軽度 | 初期 |
| めまい | 10% | 軽度 | 初期 |
| 食欲不振 | 15% | 軽度 | 初期 |
| 嘔吐 | 10% | 軽度 | 初期 |
| 浮腫 | 5% | 軽度 | ピーク期 |
ジカウイルス感染症はジカウイルス(フラビウイルス科)による蚊媒介性ウイルス感染症である。主にAedes aegyptiおよびAedes albopictus蚊により伝播する。多くは軽症または無症状だが、妊娠中の感染は**先天性ジカ症候群(小頭症)**を引き起こし、ギラン・バレー症候群との関連も確認されている。2015〜2016年にアメリカ大陸で大規模流行。
ジカウイルス感染症は、ジカウイルス(Flaviviridae科フラビウイルス属)による蚊媒介性感染症である。主にネッタイシマカ(Aedes aegypti)およびヒトスジシマカ(Ae. albopictus)によって媒介される。2015〜2016年にブラジルを中心とした中南米で大流行し、WHOがPHEICを宣言した(2016年2月〜11月)。最大の懸念は、妊婦の感染による先天性ジカウイルス症候群(CZS)であり、小頭症をはじめとする重篤な先天異常を引き起こす。日本国内では土着感染の報告はないが、輸入症例が毎年数例報告されている。ヒトスジシマカは日本の本州以南に分布しており、理論上は国内での二次感染リスクが存在する。ジカウイルスは性行為によっても感染するため(男性の精液中に最長6か月ウイルスが残存)、渡航者のパートナーへの感染リスクにも注意が必要。現在、承認されたワクチンは存在しない。感染症法では4類感染症に分類されている。
妊婦で発疹・発熱・結膜充血が出現(流行地渡航歴あり) → ただちに産婦人科を受診しジカウイルス検査を実施。上行性の筋力低下(歩行困難、手に力が入らない) → ギラン・バレー症候群の疑い、神経内科に緊急紹介。呼吸困難(GBSの進行による横隔膜麻痺)。四肢の急速な麻痺の進行。
最も一般的な兆候と症状
感染者の約80%は無症候性である。有症状の場合、潜伏期間は3〜14日。典型的症状:斑状丘疹性皮疹(掻痒を伴う、顔面から体幹・四肢に拡大)、微熱(38°C以下のことが多い)、非化膿性結膜炎(眼の充血、特徴的)、関節痛(特に手指・足趾の小関節)。倦怠感、頭痛、筋肉痛も伴う。症状は通常2〜7日で自然軽快する。重篤な合併症として、ギラン・バレー症候群(GBS)が約0.24/1,000感染の頻度で発生し、急性弛緩性麻痺をきたす。先天性ジカウイルス症候群(CZS):妊娠中の感染により小頭症、大脳皮質の石灰化、眼の異常(脈絡膜萎縮、視神経異常)、関節拘縮、筋緊張亢進を引き起こす。
症状を知ることは、迅速な対応への第一歩です。
典型的な疾患経過:
デング熱との主な相違点: ジカは発熱がより軽度で、発疹と結膜炎がより目立ち、重度の血小板減少や出血をきたすことはまれ。主な脅威は急性疾患の重症度ではなく、先天性ジカ症候群である。
性行為感染のウィンドウ: 男性はジカ感染/流行地への渡航後3ヶ月間はコンドームを使用するか禁欲すべきである。女性:2ヶ月間。
この病気の特定方法
血液・尿からのRT-PCRによるウイルスRNA検出(発症後2週間以内に有効)。尿検体は血液よりも検出期間が長い。IgM-ELISA(発症後1週間以降)はデング熱、日本脳炎などの他のフラビウイルスとの交差反応があるため、解釈に注意。PRNT(プラーク減少中和試験)で確認。妊婦のジカウイルス検査は、流行地渡航歴がある場合に積極的に実施すべきである。日本国内では国立感染症研究所が確定検査を担う。
利用可能な治療法
特異的な抗ウイルス薬は存在しない。対症療法が基本:十分な休息と水分摂取、アセトアミノフェンによる解熱・鎮痛。デング熱の鑑別が完了するまで、アスピリン・NSAIDsは避ける(デング出血熱のリスク)。GBSを発症した場合は、免疫グロブリン大量静注療法(IVIg)または血漿交換を実施する。CZSの児に対しては、早期介入プログラム(理学療法、作業療法、視覚・聴覚支援)が重要。
ほとんどの症例は早期診断で効果的に治療されます。
自分を守る方法
ワクチンは開発中であるが、現時点で承認済みのものはない。予防は蚊の刺咬防止が中心:DEET含有忌避剤(日本国内ではディート30%製品が最高濃度)、イカリジン15%製品、ヒトスジシマカは昼間活動性のため日中の防護が重要、長袖・長ズボンの着用。性行為感染の予防:流行地からの帰国後、男性は少なくとも3か月間はコンドームを使用する(WHOおよびCDC推奨)。妊婦は流行地への渡航を避けること(厚生労働省推奨)。パートナーが流行地から帰国した場合、妊娠中の性行為にはコンドームを使用するか、妊娠期間中は性行為を控えること。
準備が最善の防御です。
妊婦は、ジカウイルス流行地域(中南米、東南アジア、太平洋諸島)への渡航を控えること(厚生労働省・CDCともに推奨)。渡航する場合は、蚊の忌避対策を徹底する。男性の渡航者は、帰国後3か月間はコンドームを使用すること(精液中のウイルス残存のため)。女性の渡航者は、帰国後2か月間は妊娠を避けること(CDCの最新推奨)。流行地からの帰国後に発疹・発熱・結膜充血が出現した場合は、医療機関を受診し渡航歴を申告する。妊婦または妊娠を計画している女性で、流行地への渡航歴がある場合は、産婦人科で超音波検査によるフォローアップを受けること。
統計と地理データ
2015〜2016年のブラジルを中心とした中南米での大流行では、推定150万人以上が感染した。ブラジルではCZSによる小頭症が3,500例以上報告された。2017年以降、中南米での流行は大幅に縮小したが、東南アジア(タイ、ベトナム、シンガポール、フィリピン)やインドでは散発的な流行が継続している。日本での輸入症例は2016年に最多(16例)で、その後は年間0〜数例。日本にはヒトスジシマカが本州(東北南部以南)〜九州に分布しており、デング熱の国内感染例(2014年代々木公園)と同様に、理論上はジカウイルスの国内伝播も起こりうる。
リスクが最も高い人
ジカ流行地域への渡航/居住、Aedes蚊への曝露、妊娠(先天性ジカ症候群のリスク)、流行地域帰国者との無防備な性的接触、蚊対策の不備。
合併症の可能性
ギラン・バレー症候群(GBS)は最も重篤な神経学的合併症で、下肢から上行する弛緩性麻痺を呈する。約30%が人工呼吸器を要し、致死率は3〜5%。先天性ジカウイルス症候群(CZS)は、妊娠第1三半期の感染で最もリスクが高く、小頭症(頭囲が月齢の−2SD以下)、脳室拡大、大脳皮質の石灰化、網膜瘢痕・視神経萎縮、関節拘縮(先天性多発性関節拘縮症)を特徴とする。CZSの児は重度の発達遅延、てんかん、視覚障害、聴覚障害を呈する。
予想される結果と回復
非妊娠の成人: きわめて良好な予後。2〜7日で自然軽快する疾患。CFRはきわめて低い(0.01%未満)。
妊娠中:壊滅的な胎児への影響。
先天性ジカ症候群:小頭症、脳内石灰化、眼球異常、先天性多発性関節拘縮症、発育制限。
先天異常のリスク:妊娠初期感染の5〜15%(一部の推定ではより高い)。
妊娠初期の感染が最もリスクが高い。
Guillain-Barré(ギラン・バレー)症候群(GBS): 10,000感染あたり2〜3例。通常は自然軽快するが、ICU管理を要することがある。
長期的: 慢性感染はない。感染後の免疫は持続的と考えられる。
このページの内容は、情報提供および教育目的のみを目的としています。医学的な助言、診断、または治療の推奨を構成するものではありません。健康上の懸念がある場合は、資格のある医療専門家にご相談ください。Medovaは医療サービス提供者ではありません。
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| Mexico | 高リスク |
| Philippines | 高リスク |
| Costa Rica | 高リスク |
| French Polynesia | 高リスク |
| Ethiopia | 高リスク |
| Ecuador | 高リスク |